神道へのいざない

神道へのいざない

皆様「神道」って何だと思いますか?

日本は地球上で一番古い国家です。
国としての歴史がずば抜けて古いのです。
その国の神話に、その国の在り方が示されています。
日本には八百万の神がおみえです。(古事記)
実は日本の神様は誰一人として「完璧」ではありません。
神様にも得手不得手があるのです。
また、時には過ちを犯してしまう神様もみえるのです。
だから、神様も支え合い、助け合ってこの日本という国を築き上げられ、守られているのです。
今でも10月には八百万の神が出雲の地に集結し
会議を開き、これからのこの日本の在り方を話し合われているのです。
そう、我々人間と日本の神様は全く一緒なのです。

古より自然の恵みを「神の恵み」として日本人は感謝の誠を捧げてまいりました。
ですから自然界の全てに「神が宿る」と考えてました。
土にも、風にも、雨にも、草花にも神が宿ると考えてました。
そしてその恵み(食べ物)に心から感謝し、命を繋げてまいりました。
「神道」には教えはありません。
教典が全く無いのです。
 ※神主(巫女)として奉仕する教え(作法)はありますが
従って私は「神道」を宗教と考えておりません。

「感謝の心」を持つ。
それが日本人の心の在り方。
それこそが「神道」です。
「実るほど頭を垂れる稲穂かな」
人格者ほど、謙虚になるものだという事ですね。
日本人の根底にある感謝の誠。
日本人としての「心の在り方」。(感謝&謙虚)
それが「神道」だと思っております。
その感謝の思いが我々日本人の心にDNAとして凛として刻まれているのです。
結婚式は感謝に満ちあふれた儀式です。
二人が新たな人生の始まりに、今までの人生(人との関わり)に感謝の誠を捧げ永遠の愛を誓う。
「ありがとう」に満ちあふれた儀式。
日本の結婚式。
神様は私たち一人一人の心の中におみえになる。
私はそう習いました。
その人にとって「神道」は目指して進む道ではなくて
その人が歩んだ後に出来ていく道。
そう習いました。
二人が今まで歩んできた道(神道)に心から感謝して
これからは二人で歩んでいく道を築いていく。
その道に刻まれる足跡が二人にとっての神道。
始めは二人の足跡かもしれないけど、いつしか小さな足跡が増えていく。
結婚式は美しくて素晴らしいもの。
日本人としての誇りを胸に挙げるもの。
和ごころ結婚式「いとむすび」の願いです。

いとむすびに込められた思い

More