和ごころ結婚式 いとむすび は和装で行う「カタチだけ」の人前式ではありません。
神道に根付いた深い理念、ブレる事の無い信念によって誕生しました。
式次第も自由に行える人前式ではありません。
儀式の意味、意義を正確に捉え、行う内容&順序には深いコダワリがございます。
そのコダワリは花嫁衣裳の納入方法ひとつを知っても感じていただけます。
結婚式場(挙式場)という誓いを立てる場所へ二人が歩み出す第一歩って、特別な意味があると思いませんか?
これから、自分たちの誓いの場所へ歩み出す第一歩なのですよ!
誓いの場所への扉が開く。
中には緊張した面持ちで、二人を待つゲストの姿がある。
どんな想いで二人はその場所への歩みを始めるのでしょうか?
その誓いへの第一歩に いとむすび ではご両親の想いを添えていただきます。
これは私の体験談から生まれました。
我が息子が初めて幼稚園に通う日。
少し早く準備を済ませ自宅前で幼稚園バスの到着を待つ。
嫁さんと二人で息子に問う。
「先生がお迎えにきたら何て言うのかな?」
息子が元気いっぱいに答える。
「おはようございます!!!」
「おおっ!良いね〜!その笑顔で行こう!」
しばらくすると幼稚園バスが見えてきた。
そして親子三人の前にバスが到着すると、息子の様子に変化が。
バスの扉が開いて先生が
「○○君 おはようございます!」
それに答える息子の声は先程のトーンより数段低い。
声にならない声で「おはようございます、、、」
そして、先生から隠れるように嫁さんの後ろへ逃げる。
その息子の手を握り、バスへ乗せようとする先生。
必死の抵抗をする息子の目には涙が溢れている、、、
私は思わず息子の背中を
「頑張って来い!」といって後押しした。
バスに乗った息子の目から大粒の涙がこぼれている。
そして居たたまれない気持ちで、夫婦二人泣きながら、バスが見えなくなるまで見送った。
息子が家庭から初めて社会に羽ばたいた日。
その日は息子が帰ってくるまで仕事が手につかなかった程。
誓いの場所に子供を見送る親の気持ちも、一緒だと思うのです。
扉の前で緊張する新郎新婦。
その後ろにはご両家ご両親。
そして、誓いの場所への扉が開く。
「頑張ってこい!」
そんな気持ちで我が息子&娘の背中を後押しするご両親。
両親の愛を背中に感じ、誓いの場所へ歩み出す二人。
その第一歩は特別な歩みになるはず。
そして、その後ろ姿を見守るご両親は、遠い昔、我が家から初めて社会に歩み出したお子様の姿をリンクさせる。
「幸せになれよ」
そんなご両親の想いは、二人の背中に手のひらを通じて伝わるはず。
和ごころ結婚式 いとむすび はカタチだけで行う人前式とは違います。
行う全ての儀式には深い意味、意義がございます。
全ての儀式が、二人の見守るご両親の愛に満ちております