今年は酉年ですね。
干支は十二支のサイクルで巡っておりますが、その他にも
十干という数詞もございます。
十二支の「支」と十干の「干」を合わせて「干支」と呼ぶ様になったといわれております。
十二支と十干が60年で巡ってくる事から
60歳が生まれた年に還ってくるので還暦です。
今年は十二支では「酉」十干では「丁」。
よって「丁酉」(ひのととり)となります。
商売にとってとても良い年と言われておりますし
新たな事業のチャンスが巡ってくる年と言われてます。
また神使として(神様のお使い)としは
鶏は伊勢神宮や石上神宮のお使いであり
烏は熊野大社のお仕え。
鳩は八幡宮のお仕え。
鶴は諏訪大社のお仕えです。
伊勢神宮の境内に鶏がいるのは神様のお使いだからです。
鶏は食料としても尊い存在ですが昔は
「時告げ鳥」として重宝されておりました。
日の出を告げる神様のお使いだったのですね。
また十二支では酉は十番目となり
申と戌に挟まれております。
犬猿の仲といわれる申と戌のなかで仲取り持ちをしているのが酉です。
戦いの時、勝利を祈願する八幡宮の神使が「鳩」なのは
勝利を告げる鳥でもあり、戦いの後には平和が訪れる事から
鳩が神使とされております。(神道においては)
前置きが長くなりましたが
酉年は「とりこむ」といわれ商売や新たな事柄にふさわしい年となります。
和ごころ結婚式「いとむすび」は
日本の心を大切にした新しい結婚式です。
(温故知新でございます)
酉年に大きく飛翔するように務めてまいります。