結婚式っていったい何なのだろう?
どうして必要なのだろう?
「原点を見直す」ってとても大切な事だと思うのです。
それは仕事に於いても生き方に於いても同じ事。
では結婚式の原点ってなんなのだろう?
実は古事記に示されているのです。
(私はそう解釈しております)
この世の中に「命」を持って生まれた事に心から感謝する事。
それがとても大切な事って書いてあります。
男女の結びつきによって「新たな命が生まれる」
だから男女の結びつきがとても尊い事。
と示されております。
「イザナギ」と「イザナミ」は男女の愛を授かる代償に永遠の命を失った。
それ以前の神様に男女の性別はなく、命も永遠とされている。
(詳しく書くともっと複雑ですが)
命に限りがあるから、生きている事への感謝が生まれる。
三三九度の盃には 小さな盃から
小「過去」
中「現在」
大「未来」
の意味があると前にも書きました。
でももっと深い本質は
過去:「ご先祖から授かった命が」
現在:「二人が結ばれる事で」
未来:「その命は永遠に繋がれて行く」
という解釈ができます。
神様は高いところに宿ると昔から考えられております。
ですので、大木や大きな岩に神が宿ると日本人は考えてきました。
気は高い所から低い所へ流れる。
(まるで水のように)
また正中から左右、後方に流れると考えております。
三三九度の盃は 小、中、大の順番に積んであります。
小「ご先祖から授かった命」が一番上にあるのです。
これは、感謝を一番大切にする神道の考え方によるものです。
でも末広がりとなり、
大「その命は永遠に繋がれていく」という受け皿が一番大きいのです。
命の可能性は無限という事ですね。
結婚式は命の大切さを知る事で、自分の命の尊さをしっかり見直し、
その命を授けてくれた両親、先祖に心から感謝する事が大切な事なのです。
その感謝を表す儀式が「結婚式」なのです。
生まれたから大切な人と出逢えた。
命があるから、苦しい時もある。悲しい時もある。
けれど、愛する人と結ばれることが出来た。
この感動を生まれてくる子どもにしっかりと繋いでいきたい。
そう思う事が大切なのです。
大切な人々に見守られ、
両親の思いをしっかり引き継ぎ、永遠の愛を誓う。
和ごころ結婚式「いとむすび」のオモイです。